いっぴき、にぴき、さんびき・・・ん?
今日は寝る前に羊を数えました。
パパ(私)とママとお姉ちゃん(4歳)とで順番に数えていくのですが
ママの数え方が少しおかしかったので今日のネタにしました。
真っ暗な部屋でまだ会話に参加できない弟くん(2歳)と
4人、布団の中でした。
お姉ちゃんが羊を数えたいというので
パパ、ママ、お姉ちゃんと順番に数えて行きました。
パパ「1ぴき」
ママ「2ぴき」
お姉ちゃん「3びき」
ん?
2は「ぴき」じゃなくて「ひき」だよ〜と
パパからのツッコミ。
お姉ちゃんはいま、言葉を吸収しているときだと思うので
すかさず訂正を入れました。
羊を数えたりしていると、ようやく寝静まってきました。
寝床について、ふと考えると「ひき」の数え方って
外国人にどう教えるんだろう?
なにかいい教え方ないかなぁと思い、
結局起きてきて、少し調べてみました。
数え方で1ポン、2ホン、3ボン、4ホン、5ホン、6ポン、7ホン、8ポン、9ホ... - Yahoo!知恵袋
ここで書かれていますが
直前の音で言い方が変わるようです。
ベストアンサーの方の法則で行くと、
ぴき PIKI = 直前の音が「っ」 いっぴき、ろっぴき、はっぴき
びき BIKI = 直前の音が「ん」 さんびき
だそうですが、
4匹(よんひき)のときはこれに当てはまりません・・・
知恵袋を読み進めると、ヒントがありました。
「3だけ濁る」と書かれているので
ぴき PIKI = 直前の音が「っ」 いっぴき、ろっぴき、はっぴき
びき BIKI = 1の位が3のときだけ さんびき
となるのだと思われます。
今まで意識したことなかったですが、
難しいですねぇ 日本語って。
この「数え方」が変化するのは他にもあって
1本、2本、3本の ほん ぽん ぼん。
1杯、2杯、3杯の はい ぱい ばい。
なども変化します。
「杯」になると3のときは濁らなくても通じるので
さんはい
さんばい
この法則が当てはまらないですね・・
【ただし例外あり。杯のときは「3はい」と言える】
なんて但し書きを入れないといけないかもしれませんw
ほかにも色々と調べていると
歌になってました。さすがピタゴラスイッチ。
ぴき ひき びき の歌 と ぽん ほん ぼん の歌 - YouTube
Youtubeのコメント欄を見ると、
日本語レッスンの中でこの歌を習った外国人の方がいらっしゃいました。
この方たちの努力を考えると、
中国語の数え方で苦労している私はなんと小さく見えることでしょうか。
だって日本語だと、
動物なのにウサギは「1羽」、イカは「1杯」とかありますし
数え方はこんな本があるくらい奥が深い模様。。
テーマとしては面白そうですが
2千円もする本はちょっと私には気が重いので
同じ著者が書かれたこのあたりの新書を読んでみたいと思いました。
これなら800円くらいなので
少し気が楽ですw
今日の結論。
- 「匹」を数えるときは
直前の音が「っ」の場合 = ぴき PIKI
3の場合 = びき BIKI
- この法則は「本(ほん ぼん ぽん)」「杯(はい ばい ぱい)」でも使えるが、「杯」は「3はい」とも言える。
という感じでしょうか。
もし外国人に「ものの数え方」を尋ねられても
こんなのサッと頭の中から出て来ないと思います。。。
今日は
日本語教えるの難しい
ってことを学びました。
10/28訂正:
ママに「びき」だよー、と教えたと書いていましたが、
正しくは「ひき」でした。訂正しました。
コメント欄にてご指摘いただきました。
どうもありがとうございます!